Periodontal Disease Treatment進行度合いに対応した歯周病治療

軽度の歯周病

軽度の歯周病とは歯肉が炎症し、歯槽骨まで炎症した状態です。痛みはなくブラッシングすると出血します。
この状態は痛みなどがないので放置されると中度・重度になってしまいます。歯科医院で早期に治療することをおすすめします。

治療内容

歯科衛生士によるクリーニングや歯ブラシ指導を定期的に行いこれ以上進行しないようにします。
歯みがきを正しく行うことで歯肉の炎症は減少し出血しやすい歯肉も引き締まります。

中度の歯周病

軽度の歯周病を放置しますと中度・重度の歯周病へと進行します。歯を支えている歯槽骨が溶けてきます。歯周病が進行するほど歯槽骨は溶けます。

治療内容

歯並びに適合していない差し歯の修復や除去、異常な咬み合わせの調整などを行います。
また歯槽骨が溶けて歯がぐらぐらしている場合は抜歯も考えなければならない場合があります。
レーザー治療により複雑な歯周ポケットを改善します。レーザー治療は知覚過敏のリスクも抑え、治療跡が審美的に優れています。

重度の歯周病

中度の歯周病の治療を行っても歯周ポケットが深く改善が見られない場合は、外科的処置を行います。

治療内容

歯周ポケットに付着している歯垢や歯石などを切開により除去します。
歯周組織再生療法を検討することもあります。